(管理者の承認待ち) -
2014/06/27 (Fri) 05:30:35
この投稿は管理者の承認待ちです
これは何でしょうか・・・ - 山雀
2009/12/12 (Sat) 10:54:24
Re: これは何でしょうか・・・ - 大阪自然史センター@コケ担当です
2009/12/15 (Tue) 10:32:25
12/10,12/12分のご返事が送れて申し訳ありません。
蘚類を担当するものが、多忙を極めており今しばらくお待ちください。
ご寛容いただきたく存じます。
Re: これは何でしょうか・・・ - 山雀
2010/03/21 (Sun) 14:02:28
先日胞子体が出てきまして、帽に毛があったのでツリバリゴケモドキで良さそうでした。失礼しました。
これは何でしょうか・・・ - 山雀
2009/12/10 (Thu) 23:33:16
明るい日陰で湿った粘土質の土上に生えていました。
ステライドはガイドセルの背面に発達しているようでした。
葉の基部は幅広い。そして急に狭くなり、強く外側へ反りかえります。
葉先に弱い鋸歯が出ます。
茎の高さは5mm程度です。
葉は乾くと強く巻縮します。
1枚目:中肋先端部
Re: これは何でしょうか・・・ - 山雀
2010/03/21 (Sun) 14:01:05
先日胞子体が出てきまして、どうやらユミダイゴケだったようです。
無題 - 大阪自然史センター@コケ担当
2009/12/17 (Thu) 11:24:53
山雀さん
お送りいただいた画像はいずれもシッポゴケ科の種ですが、写真での判定は困難です。ユミゴケ、フデゴケなどのあたりだと思いますが・・・
葉っぱの1枚2枚の状況や葉の1断面からでは同定に使える情報が限られており、検討できません。
また、採集地の情報や生育基物なども名前を調べる上では貴重な情報ですので、今後記入いただければと思います。
ということで、ご理解いただければ幸いです。
ナガハシゴケについて - 山雀
2009/12/03 (Thu) 07:01:32
またまた失礼します。
ナガハシゴケとセイナンナガハシゴケについて伺いたいと思います。
平凡社の検索表では蒴歯の間毛で分けていますが、Noguchi図鑑を見ると、翼細胞の形に違いがあるようですし、校庭のコケでは翼細胞で区別できると書かれてあります。
画像は、ナガハシゴケの翼細胞という事でよろしいのでしょうか?
Re: ナガハシゴケについて - 大阪自然史センター@コケ担当
2009/12/03 (Thu) 12:25:14
拝復
山雀様
蘚類の担当から後ほどコメントさせていただきます。
ただ、写真を見る限り短い中肋があるようなので、
ナガハシゴケ属かどうか?
全体写真と着生基物、大きさがわかるようにしていただけるとコメントを差しあげやすいのですが。
Re: ナガハシゴケについて - 山雀
2009/12/04 (Fri) 11:27:55
確かにありますね・・・
着生基物は岩です。
環境は、落葉広葉樹林の中の散策路の道端で、明るい日陰す。岩は装飾用です。林周辺には、住宅地が多くありますが、大きな池もあります。
全体像を添付します。乾燥時のものです。
蒴柄は長さ3〜4ミリでした。
Re: ナガハシゴケについて - 大阪自然史センター@コケ担当
2009/12/04 (Fri) 12:27:04
拝復
再度、蘚類担当に問い合わせて見ます。しばらく時間をいただきたく存じます。
参考までに手持ちの拙い写真を添付します。セイナンナガハシゴケとしたのものです。
岩月蘚類カタログではTan1999を参考にしてナガハシゴケにしているようですが!
なお、蘚類担当者からのはじめの写真でのコメントを下記のとおりでした。
****************************************
お問い合わせの件、ページが参考になりますが・・・・
http://fungi.sakura.ne.jp/moss_memo/memo_2007/moss_070212.htm
葉っぱ一枚(一部)ではわからないというところです。
ナガハシゴケの方が普通で、セイナンナガハシゴケはやや南方のものです。
翼細胞のちがいは、かなり慣れていないと難しいと思います。
正確にはやはりさく歯の間毛によることになります。
写真はおそらくナガハシゴケS. subhumileだと思います。
カラヤスデゴケの腹片が舌形になったやつかヒラヤスデゴケか - 山雀
2009/12/02 (Wed) 09:19:04
初投稿ですがよろしくお願いします。
現在東京郊外の蘚苔類を少しだけですが調べてます。
写真の苔類は雑木林のコナラ樹幹で見つけました。
カラヤスデゴケなのかヒラヤスデゴケなのかを教えていただけないでしょうか。
Re: カラヤスデゴケの腹片が舌形になったやつかヒラヤスデゴケか - 山雀
2009/12/02 (Wed) 09:21:58
これで最後です。
外見や大きさは、カラヤスデゴケと大差ありませんでした。
Re: カラヤスデゴケの腹片が舌形になったやつかヒラヤスデゴケか - 大阪自然史センター@コケ担当
2009/12/02 (Wed) 13:13:13
拝復
山雀様
ご照会ありがとうございます。
カラヤスデゴケは結構多形で迷うものです。
写真を見せていただいた限りでは、ミドリヤスデゴケに該当しそうです。
まず、ヒラヤスデゴケは腹葉の幅は茎の幅を超えません。
カラヤスデゴケは確かに腹片が舌状になることがありますが、標本をよく見ていただいて、腹片が壷状になっているものの茎との角度を見ます。茎に対して90度についていれば、ほぼカラヤスデゴケです。
保育社図鑑などを参照ください。
ミドリヤスデゴケは私なりの感覚では、葉の周辺細胞が葉中心部の細胞と形が違うように見られえることです。腹片は舌状になることが多く、一番の特徴は、湿った状態のときに葉が茎に対して反り返ることです。一度、お確かめください。
ミドリヤスデゴケの写真を添付します。
ご参考になれば幸いです。
同定には、どの図書をお使いですか?
ずいぶん詳しく観察されているご様子です。
文献などの必要がありましたら、ご連絡ください。
取り急ぎ、ご返事まで
Re: カラヤスデゴケの腹片が舌形になったやつかヒラヤスデゴケか - 山雀
2009/12/02 (Wed) 23:46:42
早速のご返事、ありがとうございます。大変助かり、勘違いに気づきました。
水で湿らせても少しだけ開きますが、写真のような感じに直角にならないので、カラヤスデゴケにします。
使用中の図鑑は、苔類に関しては「校庭のコケ」、平凡社図鑑、保育社図鑑といったところです。ただ、「校庭のコケ」の「腹片は舌状になる事も多い」との記述を見逃していた事に気づき、質問させていただきました。
無題 - 赤い電車
2009/08/15 (Sat) 22:00:40
ありがとうございます(^^
とりあえず、もっと調べてみます!!!
ありがとうございます!!
教えて!! - 赤い電車
2009/07/17 (Fri) 22:57:59
こんばんわ!!
私は屋久島で
コケを研究している高校生です。
屋久島には自然にコケがたくさんあるのですが
自分で学校内の1m×1mの敷地にコケを育てたいのですが
1からコケの育つ環境を作るのは、はじめてで
園芸用のコケの死骸を台にすると良いと聞いたのですが。。
なにか、良いコケ環境作りの仕方を教えてください
あと、家で育てているコケの土にカタツムリの卵が
あったらしくカタツムリが孵りました
カタツムリはコケたべますかね?
どうか教えてください!!
お願いします
Re: 教えて!! - - 大阪自然史センター
2009/07/25 (Sat) 13:25:49
コケの育つ環境と一口に言っても、なかなか難しいものです。
コケ植物は日本で約1700種類あり、赤い電車さんが住んでいる屋久島にも600種類以上のコケが生育していることがわかっています。そして、それぞれの種類がそれぞれの生育に適した場所に住んでいます。そういうことで、漠然と「コケを育てたい」というのはとても難しい問題です。
年間を通して降雨の見られる日本ではたいていの場所では放っておいてもコケが生えるともいえるかもしれませんが、草本が入ってくると制空権が侵されて光合成ができずに消失していくということもあります。
ヒントとなるかもしれないので、コケのきれいなお庭が多い京都の様子を少し述べてみたいと思います。
例えば京都に西芳寺というお寺があります。境内はあふれんばかりのコケだらけのお寺で別名「苔寺」の方が本当の名前より有名になってしまっています。
しかしこの苔寺はコケを生やそうとしてお庭をつくったワケではありません。むしろ、はじめは石庭といって石と砂だけで作ったお庭だったのです。ところがだんだんとコケが生え始め、最初は邪魔だと除去していたのが取り除けないくらいに繁茂して今の状態にいたっています。今ではそれが評判になっていますが・・・
苔寺は立地する環境がコケの生育に適した場所で、すなわち、水はけのよい土壌、三方が山に囲まれて湿度がたまりやすい、庭園木の葉が湿度を逃がさず庭園内に保たれる、地下水位が高い、お庭なので雑草を取り去ることで地表近くのコケ植物が光合成しやすい環境が保たれるなどのコケの生育に適した条件を満たしているのです。
最近の西芳寺の調査では下記のような種類が見つかっています。
http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/eco/gt/ss_18.html
過去のものとあわせて、130種以上のコケが境内に生育しています。
コケ植物は体全体で水分を取りますが、与えすぎると今度はミズカビなどの餌食となり枯死します。湿度の管理、水はけの管理など環境をどのように作っていくかもポイントですね。
コケを増やすときには撒きゴケなどの手法で増やすこともできます。
この方法はコケの園芸についての参考書などにいろいろやり方が書いていますので、調べてみるとよいかもしれません。コケの千切りを土にまいて水を適度に与えるだけですが。
それから、カタツムリがコケを食べるという報告はこれまでされたことがないようですが、園芸の愛好家の中ではそういうことがあるよということが広まっているそうです。コケを食べる生き物のことについてはほとんどわかっていませんのでよい研究課題かもしれませんね。
名前を教えてください。 - 山崎 URL
2009/05/13 (Wed) 14:48:27
新潟にすんでいます。
2009-5-13日
庭の裏山から採取しました。
ハネヒツジゴケでしょうか。
Re: 名前を教えてください。 - 大阪自然史センターです
2009/05/14 (Thu) 10:18:23
ご質問ありがとうございます。
このコケの仲間はを同定するには、葉の細胞形態の観察や胞子体の観察が必須です。
写真から判断は難しいのですが、蘚類担当者から追ってご連絡するようにいたします。
今しばらく時間をいただきたく存じます。
Re: 名前を教えてください。 - 大阪自然史センター
2009/05/14 (Thu) 21:06:37
お写真から判断したところ、ヤノネゴケのように推測されます。
葉っぱをルーペで見たときに、ハネヒツジゴケと比べて基部が広がるところがかなりよい区別点になると思います。またしばしば、葉の先端がねじれます。
本種やハネヒツジゴケなどを含むアオギヌゴケ科はとても難しいグループですが、都市部ではこの他、アオギヌゴケ、ナガヒツジゴケなどがまぎらわしいかもしれません。